1976年(昭和51年)、日本のウイスキーの父、竹鶴政孝(マッサン)が82歳の時、ウイスキー人生の集大成として自らの名を冠した鶴(白磁)を創りました。鶴(白磁)は、選び抜かれた余市原酒と竹鶴政孝の渾身の技が生んだ琥珀の芸術品と言われています。しかし、この鶴(白磁)に更に磨きをかけ青磁の陶器に収めて「竹鶴」と名付けた商品があることを知る人は少ないと思います。鶴(白磁)は、ニッカウイスキーの最高級ウイスキーとして高額贈答品や高級クラブでもてはやされましたが竹鶴青磁が表舞台に出ることはありませんでした。(非売品)それは、ニッカ社がVIPの叙勲等の慶事の引出物専用にしたからです。つまり、特別なVIPのみが知る「幻のウイスキー」です。世に知られていない歴史的な商品を発見してコレクションするコレクターには、絶好な品だと思います。